Update.2022.12.19

【アプリ別】動画広告の単価・考え方・相場をわかりやすく解説!

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インターネットが普及し、様々なアプリが誕生する中でアプリ内に動画広告をいれることは認知度をあげるためにとても有効な手段ということができます。

ただ、動画広告単価がわからないため導入するのに躊躇している方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、そもそものアプリ内広告の説明から、それぞれのアプリにおける動画広告単価までを一気に解説します。

動画広告の導入に迷っているマーケティング担当者の方はぜひ読んでみてください。

Contents

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    1. アプリ動画広告とは

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    アプリ内動画広告はそもそもどのような特徴をもっているのでしょうか?

    実は現在、アプリ内広告はテレビCMにとって変わるプロモーションとして注目されています。

    令和2年度の総務省における調査では、全世代における平日の主なメディアの平均利用時間でインターネットがテレビを上まわっており、そのインターネットの利用時間のなかでも「動画投稿・共有サービスを見る」は平日で1位、休日では2位を獲得しています。

    また動画広告はテレビCMと比べて低価格で実践することができます。

    つまり動画広告は低価格でユーザー数も多いために幅広い認知が期待できる、次世代の広告ということができるでしょう。

    (参考:総務省 令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書)

     

    2. アプリ内動画広告のメリットとデメリット

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    では、アプリ内動画広告のメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?

    2-1. アプリ内動画広告のメリット

    アプリ内の動画広告は、画面内に固定されていたり、目立つ様に設定されていることがほとんどです。
    そのため確実にユーザーの目に触れさせることができます。

    また、アプリ内に広告掲載枠があるものは10万個以上あるといわれているため、競合が少ない状態で広告を掲載することができることもメリットでしょう。

     

    2-2. アプリ内動画広告のデメリット

    その一方でユーザーに不快な思いをさせてしまう可能性があることがデメリットとしてあげられます。

    確実にユーザーの目に触れさせることができるということは、その分、より厳しい目でみられてしまいますし、アプリ自体を楽しんでいる方にとっては広告中はその体験を中断させなくてはいけません。

    自社のイメージがダウンしない広告作りや打ち出し方を工夫しましょう。

     

    3. 動画広告の料金体系

    では実際にここからは動画広告の料金体系についてみてみましょう。
    動画広告の広告単価は大きく分けて

    「CPV」
    • 「CPM」
    • 「CPC」

    の3種類があります。

    それぞれの用語について詳しく説明していきます。

    3-1. CPV

    CPVはCost Per Viewを略したものです。
    動画広告の再生回数ごとに課金が行われる仕組みで、具体的には「入札型」「予約型」があります。

    入札型は動画広告の再生回数ごとに支払う金額を、競合と競り合って入札額が最も高い金額を提示した会社の動画広告が流れる、いわゆるオークション形式で金額が決まる形式です。
    入札金額の調整は自由に動かせるものの、入札上限は決まっていないので、こまめに運用金額は変える必要があります。

     予約型は再生回数ごとに一定の料金を払う方法で、料金の変動が起こらないため入札型と比べて細かな運用をする必要がありません。
    初心者にも扱いやすい運用方法といえるでしょう。
    予約型の単価は3~20円が相場です。

     CPVの課金単価はこのようにして決まりますが、1回再生されたかどうかの判断基準時間はメディアによって変わります。

    3-2. CPM

    CPMはCost Per Milleを略したものです。

    再生された回数ではなく、動画広告がユーザーに1,000回表示されるごとに課金されます。
    競合の多い場合は単価が300円〜700円以上となることもありますが、動画広告のジャンルや広告を出すメディアによっても単価は変化します。

    3-3. CPC

    CPCはCost Per Clickを略したものです。

    動画広告に設定されたリンクをユーザーがクリックするごとに課金されます。
    広告費は競合とのオークション形式で決定します。

     

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    4. 【メディアアプリ別】動画広告の単価と費用相場

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    メディアアプリによって動画広告単価、費用相場は大きく異なります。
    自社の費用にあって、最も費用対効果の高いアプリを選定することが重要です。

    そこでこの章では具体的にメディアアプリ別に動画広告単価と費用相場をみていきます。

    4-1. YouTube

    Youtubeは世界中で10億人以上が利用している巨大な動画共有プラットフォームサービスです。

    Youtubeは

    ・バンパー広告

    ・TrueViewディスカバリー広告

    ・TrueViewインストリーム広告

    ・アウトストリーム広告

    ・マストヘッド広告

    の5種類の広告があります。

     

    バンパー広告

    動画再生前後に流れるスキップができない6秒間の動画広告のことで、1,000回表示されるごとに400円〜600円ほどの費用が相場です。

    TrueViewディスカバリー広告

    動画再生前後に流れる動画で、ユーザーは再生開始5秒で広告をスキップすることができます。
    動画広告がクリックされた場合、または動画広告が30秒以上再生された場合に料金が発生し、2~25円の費用が相場です。

    TrueViewディスカバリー広告

    動画を探す際の検索結果や関連動画に表示される広告のことで、1クリックごとに3~20円ほどの費用が相場です。

    アウトストリーム広告

    モバイル専用の広告で、Youtube以外の媒体に埋め込みとして表示されます。
    課金条件は2秒以上の動画再生時間&画面を占める広告割合が半分以上となっており、
    1,000回表示されるごとに400円〜600円ほどの費用が相場です。

    マストヘッド広告

    YouTubeトップに大きく表示される、とても目立つ広告です。
    効果は絶大ですが、その分必要費用も大きく、数百万必要な場合もあります。
    1,000インプレッションごとに課金される形式と、広告の掲載日数ベースで課金される形式を選ぶことができます。

     

    4-2. Instagram

    Instagramではインフィード広告やストーリー広告などで自社の広告を流すことで、認知度を高めることができます。

    CPV課金

    CPM課金

    CPC課金

    動画広告から生じたアプリインストール数を元にしたアプリインストール課金

    の4つの課金方法があります。広告費100円から運用を始められるので、広告運用初心者にもおすすめです。

     

    4-3. Facebook

    Facebookの動画広告の特徴としては能動的に動画広告を視聴するユーザーが多いことがあげられます。

    出稿できる動画広告の種類は、スマホアプリ専用動画広告や、記事内に埋め込まれるニュースフィード広告などの様々な種類の中から好きなものを選べます。
    広告費用としてはInstagramと同様に円から始めることができ、リスクを少なく始められるのも大きなメリットです。
    課金方法としては「CPM課金」または「CPV課金」の2種類となっています。

     

    4-4. Twitter

    Twitterではツイート履歴からターゲット層を絞り込み、自動的にタイムライン上で再生される動画広告を打ち出すことができます。

    料金体制はCPV課金で再生回数は

    • ・動画の50%以上が画面に表示されて2秒以上経過
    • ・動画の50%以上が画面に表示された状態で6秒以上経過
    • ・動画全体100%が画面に表示された状態で3秒以上経過

    の3つから選ぶことができます。

    広告出稿にかける料金や掲載期間は自由のため、予算にあったものを選定しましょう。

    4-5. TikTok

    TikTokで配信できる広告には

    ・起動画面広告

    ・インフィード広告

    ・ハッシュタグチャレンジ

    ・運用型広告

    の4種類があります。予算や目的に合わせて柔軟に出稿金額や課金方法を選択しましょう。

     

    起動画面広告

    アプリ起動時に表示される広告のことをいいます。
    1日1枠のみで費用も500万円とかなり高額な費用となりますが、その分かなり多くのリーチ数を獲得できます。

    インフィード広告

    おすすめ投稿に配信できる広告のことをいいます。
    最も安いプランでは42万円〜、最も高いプランでは625万〜の広告費用が必要です。

    ハッシュタグチャレンジ

    企業が作成した動画をユーザーがハッシュタグ付き真似して投稿することを促す広告のことをいいます。
    最も安いプランでも1,500万円〜となっているためかなり高額ですが、短期間で一気に認知を獲得したい場合は有効でしょう。契約期間は2か月です。

    運用型広告

    前者3種類の広告に比べて安い金額から運用することができ、CPV、CPM、CPCの中から課金方式を選ぶことができます。

     

    5. まとめ

    ここまでアプリ内動画広告の説明から、アプリにおける動画広告単価までを解説してきました。

    ただ実際に自社の広告を出す際に最も費用対効果の高い方法はどれなのか迷う方も少なくないのではないでしょうか?

    株式会社H&Kではプロのマーケターが最も効果の高い運用手段、方法の提案から実践までをお手伝いしております。

    アプリ内動画広告にお困りの方はまずは無料相談会にお越しください。

     

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。