この記事では、HubSpotとクラウドサインのAPI連携による社内の生産性向上方法についてご説明します。
本記事を読むことで「HubSpotやクラウドサインを聞いたことはあるが深くは知らない」という方から
「契約を電子化し一元管理を行いたいが方法が分からない」という方々まで、具体的な内容のわかるモノとなっています。
\API連携のご相談はこちら/
1. HubSpotとは?クラウドサインとは?
まず始めに各サービス内容についてご紹介します。
1.1 HubSpotとは
HubSpotとは2005年に開発された世界トップシェアを誇るインバウンドマーケティングのプラットホームのことです。無料で使用可能なCRMを中心として、以下のサービスを提供しています。
HubSpot CRM
こちらはCRMを無料で使用できるサービスです。
氏名、会社名や部署といった情報を関連付けし見込み顧客管理が簡単になることをはじめとして、顧客のサイト訪問やメール開封率などの履歴情報、取引内容と商談ステータスまでもを蓄積することが可能です。
Marketing Hub
次は「Marketing Hub」です。
このサービスを用いることで、専門的な知識や技術がなくとも簡単にWebサイトやランディングページの作成ができます。加えて、SEO対策についても関連キーワードの分析・提案をしてもらえるため流入者の多いサイト作成も作成可能です。
Sales Hub
営業活動の施策をサポートするためのツールです。
顧客情報を分析し属性にあわせ最適化されたメールの自動送信や、高いCV率の見込めるメールをテンプレート化し共有することも出来ます。
Service Hub
顧客とのメールやチャットなどの履歴を蓄積しCRMと連携出来ます。
対応漏れを防いだり、データベースを顧客が参照し自分自身で問題解決をすることも可能です。
アンケート機能の実装もされている為、自社製品に意見を反映させることも出来ます。
このサービスを使うことで顧客満足度向上が図れます。
1.2 クラウドサインとは
クラウドサインは国内シェアNo.1の電子契約サービスです。弁護士監修で提供されているサービスで、電子契約サービスとしては初めて、電子署名法が定める「電子署名」に該当することを法務省・デジタル庁に認められています。
特徴としては、以下の三点が挙げられます。
-
・官公庁や金融機関も利用している、高いセキュリティ
-
・使いやすく多機能なプロダクト
-
・顧客のニーズ、課題に合わせた導入・運用支援
これらの他にも契約書業務のクラウド化によって、収入印紙が不要になりコストダウンにもつながり、保管場所の確保や書類を探し郵送する工数の削減にも繋がります。
よってクラウドサインは、利便性と安全性の高いサービスと言えます。
2. そもそもAPI連携とは?
次にここでは、「API連携とは何か?」「API連携の仕組み」について触れていきます。
2.1 API連携とは
API連携とは、APIを活用し複数のアプリやシステムを連携させることです。
今までは、1つのアプリケーションに他アプリケーションの機能を実装したいと考えた際に一から開発を行わなければなりませんでした。しかし、APIが登場したことでプログラムを最初から構築しなくても同一データベースを使用することが可能になりました。
API連携を行うことで、システムの質が向上し顧客満足度の向上に貢献できたり、セキュリティ面の向上や開発の効率化などのメリットがあります。
しかし、APIを利用する際には知っておくべき注意点などもあるため、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
\API連携のご相談はこちら/
3. HubSpotとクラウドサインをAPI連携させ生産性向上
ここでは具体的に「HubSpot」 と「クラウドサイン」をAPI連携させることで、何ができるのかについて触れていきます。
こちらの連携は現在「HubSpot」と「クラウドサイン」の片方もしくは両方を使っている方の悩みはもちろん、
社内の生産性を向上させたいという方々にオススメのサービスです。
3.1 HubSpot×クラウドサインで実現できること
3.1.1 工数の削減
クラウドサインで作成した契約書ステータスをHubSpotへ自動入力し管理する事がことが可能になります。
また、HubSpotで更新した顧客情報をクラウドサインに反映させることができます。
他にも、クラウドサインに入力する際HubSpotから入力データ候補の値を表示することもでき、これにより、
同一の情報を2つのシステムに入力する手間が省けます。
さらに、書類を電子化し、「一元管理」が可能になるため、契約書情報を探す工数も削減できます。
3.1.2 社内の他部署間で連携がとりやすくなる
契約締結時や、契約フェーズの移行時に担当者に通知を飛ばすことが可能になります。
これにより、商談・契約の各タイミングに最も適したセールス・マーケティング施策を行うことが可能になり、
各部署間で連携を取りやすくなったり、施策による効果の最大化を図ることができます。
3.1.3 その他のメリット
これらのほかにも、Operation Hubを活用することで受注後に金額・契約期間に基づいて月次レコードの作成が可能になったり、ダッシュボードにより一目でわかるよう管理することができます。
また、カスタムオブジェクトと連携させることで商品ベースの月次請求レポートの作成も可能になります。
4. 株式会社H&KがHubSpotとクラウドサインAPI連携サービス提供中!
4.1 株式会社H&KのHubSpotとクラウドサインのAPI連携
企業のマーケティング、DX化などの支援を行う株式会社H&K(代表取締役CEO:安藤弘樹)が、
「CRMプラットフォーム HubSpot」と「契約締結クラウドアプリケーション クラウドサイン」とのAPI連携サービスを実施しています。
4.2 株式会社H&Kのその他のAPI連携サービス
株式会社H&Kではクラウドサインの他にも
「会計ソフト freee」
「メールマーケティングサービス 配配メール」
とのAPI連携サービスを提供させて頂いております。
-
・メール配信を安価に行いたい
-
・契約書と同様に、請求書の自動発行や管理を簡略化したい
などありましたら、お気軽にご連絡ください。
5. まとめ
ここまで各サービスの特徴やAPI連携することで実現する機能をお話してきました。
現代日本は、他国に比べデジタル化が遅れていると言われている為、DX化が推奨されています。
そんな時代背景の中、国内・海外の競合他社から頭ひとつ抜けるため、
-
・自社の課題を分析
-
・その課題に対しての対策検討
-
・対策案をAPIなどを用いて素早く解決
などのことが重要になります。
株式会社H&Kでは課題分析からAPI導入や運用までサポートさせて頂きますので、ご相談などありましたらお気軽にご相談ください。
\API連携のご相談はこちら/