今回は「集客できるホームページ」を制作するコツについて説明していきます。
現在は多くの人がwebサイトやホームページを制作し、閲覧する時代となりました。
だからこそ、インターネット上には多くのホームページが存在し、自社のホームページに集客することが非常に困難になっています。
この記事を読めば集客に強いホームページを制作できるようになります。
このブログのライティング者

安藤 弘樹(Koki Ando)
株式会社H&K 代表取締役
株式会社H&K 代表取締役CEO
20代前半から事業を展開し、バイアウト。その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。
@KOK1ANDO Youtube
1.集客できるホームページの特徴
集客できるホームページを制作するにはいくつかのポイントを抑える必要があります。今回は集客できるホームページの特徴を以下の5つにまとめました。
・ホームページの目的が明確
・ターゲット(ペルソナ)設定ができている
・自社製品・サービスの訴求ポイントが明確
・ユーザー目線でコンテンツが作られている
・定期的に更新している
それではそれぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
1-1.ホームページの目的が明確
1つ目のポイントは「なぜホームページを制作するのか?」という目的を明確にすることです。
このホームページを閲覧した先に、ユーザーにどのようなアクションを求めるのか?ということです。
・問い合わせをしてほしい
・商品を購入してほしい
・サービスの認知度を上げたい
などなど、様々な理由があると思います。
1-2.ターゲット(ペルソナ)設定ができている
ペルソナ(persona)とはサービスや商品のユーザー像のことです。
「ターゲット」に比べ、年齢や性別、職業や趣味など、より詳細にユーザー像を決定することです。BtoBサイトかBtoCサイトかによってそれぞれペルソナ設定をすることをおすすめします。
ホームページの目的、ターゲット設定を明確にすることで、ホームページ制作の方向性が決まっていきます。その結果、集客できるホームページへと繋がっていくのです。
1-3.自社製品・サービスの訴求ポイントが明確
自社製品やサービスの訴求ポイントを明確にし、魅力あるコンテンツを制作しましょう。
このプロセスでは他社との比較も重要です。
なぜ他ではなく自社製品なのか、という点を掘り下げ、ユーザーへ的確に伝えることが大切になります。
マーケティング視点での分析や、ユーザーの声を聞くなど、様々な方法で他社との差別化を図りましょう。
1-4.自社製品・サービスの訴求ポイントが明確
ホームページのかっこ良さのみを優先して、ユーザーの気持ちを無視していませんか?
ユーザー、つまりターゲットの目線でホームページを制作することで、ユーザビリティーの高いページを提供することができます。
利用者の「使いやすい」「見やすい」という気持ちが、ホームページへの滞在時間を増やし、次のアクションへと繋がっていくのです。
ホームページ制作をする際は、より多くの人のユーザーとしての意見を参考にすることをおすすめします。
1-5.定期的に更新している
最後のポイントは、ホームページの定期的な更新と運用です。
ユーザビリティーの観点からも定期的にページを分析し改善していくことが重要になります。
ユーザーへ質の良いコンテンツを届ける、という観点から考えると、ホームページを定期的に更新することはSEO対策へも繋がります。
また、SEO対策の結果がきちんと現れているのか検索順位などを参考に分析する必要があります。
その結果を元に、ホームページのどこを改良すべきか、運用しましょう。
運用のポイントは2つです。
・情報を常に更新すること
・ホームページを分析し改善すること
ホームページを制作しても、情報はどんどん古くなっていきます。
そんな時、リンク切れのURLが貼られていたらどうでしょうか?
更新が数年前に途絶えていたらどうでしょうか?
ホームページは作りっぱなしにできるものではありません。
ホームページへ集客し、次のアクションにつなげてもらうためにも、情報の更新は大切です。
2.ホームページへの集客方法4選(無料)
今までの解説でホームページそのものの集客力を高める方法について理解することができたのではないでしょうか?
次からは、無料でできるホームページへ集客する方法4選をお伝えします。
2-1.SEO対策
1つ目はSEO対策をすることです。
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンで検索された際、上位に表示するための施策です。
上位に表示されればユーザーの流入も圧倒的に増えます。
SEO対策は無料で実施できるのが嬉しいポイントです。
お金をあまりかけられないシーン、例えば独立開業したばかりの 行政書士の営業方法としても、ブログを更新するなどしてSEO対策を頑張っている方は、多くなってきています。
無料で誰でもできる反面、SEO対策にはキーワードの選定やコンテンツの優良さ、ドメイン評価など、様々な要素が必要になります。
一朝一夕で集客効果を感じることは難しいけれど、取り組む価値のある集客方法です。
-
-
2-2.オウンドメディアの運用
-
オウンドメディア(Ownd Media)とは自社で保有するメディアのことです。
自社メディア内で運用することができるため、顧客と長期的な関係を築くことができる点が魅力です。そのため、オウンドメディアで質の高い情報やコンテンツを掲載し続けることで、ブランディングにも繋げることができます。
また、多くの記事をホームページで運用することで、ユーザーとの接点を増やすことが可能になります。オウンドメディアへ良い印象を抱いたユーザーが顧客になる可能性を帯びている
オウンドメディアの運用についてはこちらの記事でも詳しくまとめています。
https://www.handk-inc.co.jp/blog/ownedmedia
-
2-3.オウンドメディアの運用
-
SNSで公式アカウントを開設することで、より多くの人の目に触れることとなります。
SNSは日本でメジャーなものとして
・Instagram
・Twitter
・Facebook
・LINE
などが挙げられます。
SNSそれぞれに、拡散力やユーザーの年齢層などの違いがあります。
そのため、自社のサービスや商品に合わせてどのSNSを使うのか選びましょう。
2-4.オウンドメディアの運用
最後の方法は、プレスリリースの配信です。
プレスリリース配信サイトでは、新聞・雑誌、テレビやネットメディアに向けて情報を発信することができます。
記事として取り上げてもらうチャンスは平等にあるため、積極的に情報を発信してみましょう。
また、プレスリリースを配信することで新しいサイトの被リンクを獲得することが可能になります。
被リンクとは、外部のサイトでURLリンクを貼られることをさします。
被リンクを獲得することで、検索エンジンからの評価も上がり、SEOの観点からも効果のある集客方法です。
プレスリリース配信のためには専用のメディアを利用する必要があります。有料のものもありますが、無料のサイトもありますので、どのサイトを使うか、状況に応じて選んでみてください。
3.ホームページへの集客方法3選(有料)
続いて、有料で行うホームページへの集客方法について解説していきます。
3-1.リスティング広告
1つ目はリスティング広告です。
リスティング広告とは下図のように、
ユーザーが検索したキーワードに関連した情報を検索画面にテキストとして表示する広告です。
検索ワードに関連して広告を表示することができるため、明確なニーズを持った顕在層へアプローチすることができます。
また、比較的少額からでも出稿することが可能です。
「Google広告」や「Yahoo!広告」などの出稿サービスを活用しましょう。
3-2.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、下図のように
WEBサイトの広告枠に表示される画像や動画の広告です。
幅広い人々に表示されるため、商品認知の向上を図ることができます。
リスティング広告とは反対に、まだニーズに気づいていない潜在層へのアプローチが可能です。
「Googleディスプレイ広告」と「Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)」が2大ネットワークです。
3-3.SNS広告
最後にお伝えするのはSNS広告です。
SNS広告とは、Instagram・Twitter・Facebook・LINEなどのSNSプラットフォームに配信する広告のことです。
SNSのアカウントを登録する際に、年齢や性別・職業・趣味といった個人情報の登録が求められます。そのため、細かなターゲッティングが魅力です。狙ったターゲットの潜在層へアプローチすることが可能になります。
また、ストーリーズなどのSNS広告は、ユーザーの目に留まりやすく、訴求力が高い点も魅力です。
4.H&Kのサイト制作
弊社ではコーポレートサイトから採用サイトまで幅広いwebサイトの設計から制作、運用を行っております。
顧客やターゲットのニーズを分析し、適切な「デザイン」と「サイト設計」を行います。そのため、依頼主様と一緒にパートナーとなって目的の共有から運用まで行っています。
5.まとめ
今回の記事では、集客できるホームページの作り方、集客方法について解説してきました。
WEBでの集客について理解が深まりましたでしょうか?
WEB集客は魅力を多く持つ反面、根気強く向き合う必要もあります。
予算に応じて、サイト制作を外注することも一つの案です。
今回の記事が、ホームページ集客の参考になると嬉しいです。