Update.2023.03.27

採用サイトのコンテンツで入れたい12項目、設計ポイントを紹介

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採用のオンライン化が進み、採用サイトを使ったwebからの応募からの採用も今では主流となっています。しかし、いざ採用サイトを作ろうとした時に、サイトも会社ごとに色々な種類があるために内容を参考にしきれず、コンテンツ内容について悩むことは多いのではないのでしょうか?

そこで本記事では、採用サイトを作成するにあたって入れておきたい9つの項目と、実際にコンテンツを作る上でのポイント3つについて解説しました。
採用コンテンツの作り方に悩んでいる方はぜひ読んで参考にしてみてください。

Contents

     

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    そもそも採用サイトとは

    businessman working with new modern computer pushing social network structure

    そもそも採用サイトとはどのようなものなのでしょうか?

    採用サイトとは、新卒、中途採用を効率的に行うために作成されたWebサイトのことです。

    コーポレートサイトは会社全体の情報が載っていますが、採用サイトでは求職者向けの情報だけをのせているのが特徴です。

    「採用Webサイト」や「リクルートサイト」とも呼ばれています。

    採用サイトにおけるコンテンツとは

    Close up of hand with laptop and media icons-1

    採用サイトは求職者が応募先企業を見つけるためにもっとも活用されるものの1つです。

    そのため、採用サイトにおけるコンテンツはよく考えて作成しなければなりません。

    採用サイトにおけるコンテンツは、

    コーポレイトサイト以上に情報量の制限がないので企業の魅力を最大限発信でき、

    求職者にそった情報のみを届けるので、

    ターゲットがほしい情報をわかりやすく伝えることができます。

    また、コンテンツの内容次第で優秀な人材が集まるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

    実際にwantedlyが行った調査によると57.2 %の人が志望企業研究の有益な情報源として

    個別企業のホームページを用いており、「インターンシップ」「就職情報サイト」などの他の情報源と比べても、採用サイトは最も使われているコンテンツです。

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    採用サイトを作成するにあたって、入れておきたい12つの項目

    business checklist

    では実際に採用サイトを作成する場合にはどのようなコンテンツを入れるのがいいでしょうか?

    他社と差別化するために、特殊なコンテンツをいれるのも1つの手ですが、採用サイトを作るにあたっていれておきたいコンテンツもあります。

    そこで今回は採用サイトを作成するにあたって、入れておきたい9つのコンテンツについて解説します。

    会社概要

    会社概要は最も基本的な会社情報です。

    会社の全体像をつかめるように、

    端的に事業内容や拠点といった会社の基本情報を伝える必要性があります。

    このコンテンツでは、具体的には

    ・社名

    ・代表者名

    ・本社所在地、各拠点の住所

    ・創業年度

    ・企業の沿革

    ・資本金

    ・主要取引先

    ・従業員数

    ・採用動画

    ・採用ピッチ資料

    ・採用ブログ

    といった情報をいれることをおすすめします。

    ミッション、ビジョン、バリュー

    自社のミッション、ビジョン、バリューについて掲載しましょう。

    企業の存在理由、大切にしているもの、これから進む未来について表すこれらに

    共感した状態で選考へ進むことは、内定率や内定後の活躍にも期待することができます。

    ここで注意するべきことは、これら3つを誰が見てもわかりやすい言葉で求職者に届けるということです。

    社内の社員同士ではわかりやすい言葉でも、社外の求職者から見るとどのようなことを実現していきたいのかがわかりにくいといったことは多々あります。

    求職者が言葉をしっかりと落とし込めるように伝え方はよく考えましょう。

    職種紹介

    そもそもどのような職種を募集しているのかを知ってもらえなければ、働くイメージを持ってもらうことはできません。

    また、例えば「広報の募集」といっても、企業によって行う業務は決して同じではないので

    募集職種が具体的にどのような業務を日々、行っているのかを伝える必要があります。

    応募している職種に入職した場合、どのような日々を送ることができるのかを求職者に

    明確に伝えることを意識して、求職者目線の情報を提供しましょう。

    また、ちょっとしたコツですが、採用サイトを検索エンジンからの評価をあげるには、この職種紹介を職種ごとにページを独立させることが有効的です。

    職種ごとの募集要項

    職種ごとに募集要項を載せましょう。

    どのような人であれば応募可能なのかを明確にする必要があります。

    また募集要項の項目の1つである「初任給」は学生が知りたい情報の第5位であるため、基本給や手当などの給与詳細を載せることをお勧めします。

    事業紹介

    特定の事業から興味を持った求職者もいるかもしれないので、どのような事業を行っているかといった事業について説明するのも効果的です。

    お客様への提供価値といった、事業を担う立場からどのように今の事業が見えているのかというのを言語化して伝えましょう。

    また、入社後に特定の事業だけではなく、事業を横断することもあると思います。

    そのような場合は、事業の全体像、事業同士の関係性を伝えることで、入社後のイメージを求職者に沸かせましょう。

    選考フロー

    選考フローは求職者にとって重要な情報の1つです。

    ただ意外にも選考フローは明確なのに、応募ボタンがない、応募後の流れを書いていないといった採用サイトは多く、これでは求職者の離脱に繋がってしまいます。

    しっかりと選考フローを読んだ後に応募へつながるよう工夫しましょう。

    採用メッセージ

    採用にどれだけの思いで取り組んでいるのかを載せるのが採用メッセージです。

    採用メッセージでは他の項目とは違い、抽象的な表現になってしまってもいいので、

    どれだけ高い熱量を求職者に向けて発信することができるかというのがポイントとなります。

    可能であれば、採用メッセージは社長からのメッセージを記載するといいでしょう。

    社員紹介

    社員紹介では一緒に働く人々を紹介することで、働くイメージを具体的に示すことができます。

    「仕事のやりがいや大変な面を語ってもらう」

    「他の会社ではなく自社を選んだ理由」といったことを

    記載することで求職者が自社の文化にあっているのかどうかを判断してもらうことができます。

    また、学生が知りたい情報ランキングの第4位には「社風・企業文化」というのがあるように、

    社員の表情や雰囲気といった非言語の部分は求職者が企業を選ぶ上でとってとても重要な内容です。

    写真選びにも注力しましょう。

    FAQ

    FAQとしてよくある質問をまとめることで、採用担当者の負担を減らすことができます。

    FAQでは

    「選考方法について」

    「選考期間について」

    「産休、育休について」などの項目がよく使われています。

    採用動画

    採用動画をコンテンツとして採用サイトに入れ込むことによって、

    社内の雰囲気などの情報を、わかりやすく求職者に伝えることができます。

    採用動画は言語化するのが難しい非言語の情報を映像や音を使って表現できるので、

    入社後のミスマッチ防止にも繋げやすいです。

    採用ピッチ資料

    採用ピッチ資料とは、応募者に向けた会社説明資料のことをいいます。

    採用ピッチ資料には欲しい人材を明記するのでマッチ度をあげることができ、

    簡潔にまとめられているので、求職者は短い時間で採用の全体像を知ることができます。

    採用ブログ

    採用ブログとは、求職者に対して採用の情報提供を行うブログのことをいいます。

    社内の内情をコンスタントにブログという形で知らせることで、求職者に対して親近感を沸かせ、企業のファンを作ることもできます。

    求職者からどう見られるかを意識した投稿を心がけましょう。新規CTA

    採用サイトにおけるコンテンツ制作ポイント

    Close up of hand with laptop and media icons

    では具体的に採用サイトで具体的にコンテンツを制作する場合には

    どのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか??

    今回は

    ・ターゲットを明確化する

    ・伝えたいことよりも相手が読みたい情報

    ・定期的に改善を行う

    の3つのポイントについて解説します。

    ターゲットを明確化する

    コンテンツを作成するにあたって、

    まずは誰にそのコンテンツを届けたいかを明確にする必要があります。

    「誰でもいいから人が欲しい」と考えるのはおすすめできません。

    すべての人に好感を持ってもらうサイトを作ることは不可能なため、

    結果的に誰の心にも刺さらないサイトになってしまいます。

    ターゲットを明確化し、

    そのターゲットに合わせたコンテンツやデザインを考えてサイトを作りましょう。

    伝えたいことよりも相手が読みたい情報

    採用サイトを作っている中で「このメッセージを伝えたい!」と

    様々なアイデアが浮かんでくると思います。

    ただ、このアイデアが企業目線の一方的なものになってしまっていないかは注意が必要です。

    採用ターゲットに適した内容でないと、応募を集めることはできません。

    「ターゲットから応募を集める」という制作の目的からずれないように注意しましょう。

    定期的に改善を行う

    サイトを一度作って終わりなのでなく、定期的に改善していく必要があります。

    作った後も

    「ターゲットに合わせたコンテンツはどのようなものなのか。」

    「ターゲットに合わせた運用方法はどのようなものが考えられるか」

    ということを定期的に考え、PDCAサイクルを回していきましょう。

    まとめ

    The End sign with clouds and sky background-3

    ここまで採用サイトのコンテンツについて詳しく説明してきました。

    絶対に必要な情報もあるものの、

    採用サイトのコンテンツターゲットに合わせたものにする必要があるため最初は難しいと感じる方もいると思います。

    弊社、株式会社H&Kではその会社ごとにあわせた採用サイトのコンテンツの代行を行っています。

    「採用サイトを作ってみたいけど、具体的にどのようなサイトにしていくべきか迷う」

    という方は、ぜひ、お気軽に無料相談にお越しください。

    新規CTA

    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。