Update.2023.11.08

受託開発とは?絶対に失敗しない受託開発企業の選び方を徹底解説!

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受託開発は、新しいソフトウェアプロジェクトの立ち上げや既存プロジェクトの開発を担当するために外部の専門家や開発者を利用する方法として広く利用されています。

しかし、受託開発の成功は選んだ企業や開発者に大きく依存します。

誤った企業やを選び、プロジェクトを手掛けることは、大きなリスクを伴い、

時間と予算を無駄にする可能性があります。

この記事では、受託開発を検討する際に、失敗せずに成功するための注意点を詳しく解説

します。正しい企業や開発者を選ぶ方法、ポイント、および落とし穴について紹介し、

あなたが受託開発を活用してプロジェクトを成功に導くための手助けをいたします。

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    そもそも受託開発って?

    受託開発(Outsourcing Development)は、企業や組織が求めているシステムの開発を

    外部に依頼し、それに沿ったシステムやソフトウェアを開発することを指します。

    簡単に表現すると、企業が新しいアプリやウェブサイトを作りたい際に、

    外部の専門家や会社にお金を払って、その作業を依頼することを指します。

    受託開発のメリットとデメリット

    メリット

    受託開発の大きなメリットは以下の3つです。

    ・開発に伴うコストを削減できる

    ・開発の予算が立てやすい

    ・システム開発の最新ノウハウを吸収できる

     

    ・開発に伴うコストを削減できる

    自社で開発チームを雇用する場合、採用費用・給与・研修・ハードウェア/ソフトウェアの調達など、多くの費用がかかります。受託開発を利用することで、これらの費用を

    削減できます。プロジェクトに必要な期間だけ費用を支払うため、効果的なコスト管理が

    可能です。

     

    ・開発の予算を立てやすい

    報酬額や支払い時期が明確なため、予算計画を立てやすいのも受託開発の魅力です。

    受託開発は請負契約のため、契約で決まった報酬以外に費用を支払うことがありません。

    また、支払いは検収後と時期も決まっているので明確な予算計画を立てやすいです。

     

    ・システム開発の最新ノウハウを吸収できる

    受託開発企業は通常、幅広いプロジェクトで経験を積み、最新の技術を備えています。

    プロのエンジニアや開発者が新しい技術やトレンドについて常に学習し、

    実践しているため打ち合わせを通して最新のノウハウを吸収することが可能です。

     

    デメリット

    受託開発の大きなデメリットは以下の2つです。

    ・依存性とリスク

    ・コミュニケーションの課題

     

    ・依存性とリスク

    受託開発を継続的に利用すると、自社内の知識やスキルの固定化が生じる可能性が

    あります。外部の開発者がプロジェクトを担当し続けるため、内部の知識や技術力が

    向上しづらくなることがあります。エンジニアの成長などを考慮する場合は、

    「必要な部分だけを受託開発で賄う」といった工夫が必要です。

     

    ・コミュニケーションの課題

    開発プロジェクトにおいて、受託開発会社やフリーランサーとのコミュニケーションが

    円滑でない場合、プロジェクトの進行に遅れや誤解が生じる可能性があります。

    事前にコミュニケーションはどのツールで行うのか、どのくらいの頻度で行えるのかを

    明確にしておきましょう。

     

    受託開発の契約形態と責任について

    受託開発は請負契約に該当します。請負契約とは、受注者が発注者の依頼に沿って仕事を

    完遂し、発注者は仕事の成果物に対して、報酬を支払う形の契約です。

    また、納品した成果物が依頼した内容(契約した内容)に適合していないと

    判断された場合、請け負った開発会社に責任が発生する「契約不適合責任」があります。

     

    依頼元の企業は納品された成果物を確認し、依頼した内容に適合している、

    または目的の達成が確認された後に一括で支払う義務があります。

    一方で開発者がどれだけ時間をかけた場合でも、成果物が完成して納品されない限り、

    報酬を支払う義務は発生しません。

    受託開発で注意すべきポイント

    受託開発で注意すべきポイントは、受託開発者が1事業メンバーとして

    コミットしてくれるかです。

    開発だけでなく、どのような課題を解決したいのか、何を実現したいのかを理解し、

    同じゴールを目指してくれる受託開発企業でないと、思っていた開発がされない恐れが

    あります。1事業者メンバーとして、開発にコミットしてくれる企業を探しましょう。

     

    株式会社H&Kでは、どのような課題を解決したいのか、何を実現したいのかを洗い出す

    要件整理から課題解決のためのシステム設計、構築まで一気通貫でご支援しています。

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    優良な受託開発企業か見極めるためのコツ

    優良な受託開発企業を見極めるためのコツは以下の5つです。

    ・複数の取引先がある

    ・オフショア開発を取り入れる

    ・コミュニケーションに積極的

    ・自走可能な支援を行っている

    それぞれについて詳しくご説明いたします。

     

    ・複数の取引先・開発事例がある

    複数の企業との取引の有無も、適切な選択を行う際の重要な要素です。

    なぜなら、複数の取引先を持つことは、経営の安定性を示唆しているからです。

    一つの特定の依頼者に依存している企業は、受託案件の数が安定せず、

    企業の収益を確保しにくい傾向にあります。企業の収益が限られている場合、

    エンジニアの育成や給与の向上などの重要な投資が制約され、

    問題が引き起こされる可能性があります。

    また、過去の実績や成功事例は、企業の信頼性と実力を示す鍵です。

    具体的に、企業が類似プロジェクトで成功を収め、多くのプロジェクトを遂行しているかを調査し、顧客からの評判もチェックしましょう。

     

    ・オフショア開発を取り入れている

    オフショア開発を実施している企業も将来性が高いと言えます。

    オフショア開発は、国内外の優れた人材と協力してシステム開発を進める手法で、

    ベトナムやインドなどの海外の才能と連携することを指します。

    経験豊富なオフショア開発企業は、リーズナブルなコストで高品質なシステム開発を

    実現できる傾向にあります。

    さらに、海外企業向けのシステムを開発する企業も増加しています。

    ・コミュニケーションに積極的

    頻繁なコミュニケーションはプロジェクトの成功に不可欠な要素です。

    それにより、プロジェクトの進行状況や問題が早くわかり、透明性が向上します。

    企業の社員数や評判を考慮して、頻繁なミーティングの開催が可能な企業を事前に

    選定しましょう。

    ・内装化支援を行っている

    開発に加えて、その後の運用と成長にも包括的なサポートを提供する企業がおすすめです。納品後も、どのように運用していけばいいのかサポートを受けることで

    スムーズに内装化させることができます。

    株式会社H&Kでは、導入後の業務の効率化、

    生産性の向上を促進するための運用・改善サポート等一貫したご支援が可能です。

    構築だけでなく社内で運用可能なように業務ノウハウの共有やマニュアルの作成によって、属人性を排除しながら業務の効率化と正確性を向上を実現します。

    お問い合わせはこちら︎︎

    受託開発の成功事例

    ・株式会社SKYTREK様

    株式会社SKYTREK様とのプロジェクトでは、空便サービスの効果的な活用を目指し、

    自社で運用できる予約サイトの開発・LP制作の効率化を実現をしました。

    以前、ウェブ制作は別の開発会社で行われていたとのことで、

    そこでは連絡の遅れが問題として浮かび上がっていました。

    しかし、このような課題に直面しながらも、SKYTREK様は当社を選んでいただき、

    サイト制作プロジェクトにおいて、コンセプトの立案からサイトの構成・デザイン・実装に至るまで、一貫してご支援させていただきました。

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    ・株式会社来人コンサルティング様

    少ない予算感の中で細かいニーズに合わせ、サイト設計からサイト実装まで

    一括サポートを行いました。

    当初はウェブサイトの運用が難しいという課題がありました。

    ウェブサイトはWordPressを使用していたものの、技術的な専門知識を

    持つエンジニアが不在であり、そのため運用が難しいということがありました。

    さらに、外部の支援を利用する場合、高額なコストがかかる可能性についても

    懸念されていました。

    株式会社H&Kは、ウェブサイトの制作だけでなく、事業戦略の側面からアプローチし、

    ウェブサイトの設計や改善に至るまで包括的なサポートを提供させていただき、

    これを通じて、最適なプランをご提案させていただきました。

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    受託開発のまとめ

    いかがだったでしょうか。

    この記事を参考に良きパートナーと出会い、より良い開発をしていただきたいです。

    自社が開発したいものはどんなものか、どのような会社に依頼したいのかを

    もう一度確認して、自社にあった会社とシステム開発を進めてみてください。

    株式会社H&Kでは、要件整理から課題解決のためのシステム設計、構築まで一気通貫でご支援しています。

    興味がある方は、事例を資料化しておりますので、是非ダウンロードしてみてください。



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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。