Update.2023.05.18

【2023年最新】CRMツール徹底比較 おすすめ7選!

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CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは、顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し、顧客との良好な関係を構築・促進することを指します。

この記事では、CRMツールについて簡単に仕組みや基本機能を解説し、おすすめのCRMツールを価格と機能とともに7個ご紹介します。

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Contents

     

    1. CRMとは

    CRM Analytics - Closeup Landing Page in Doodle Design Style on Laptop Screen. On Background of Comfortable Working Place in Modern Office. Toned, Blurred Image. 3D Render.-1

    1-1. CRMの機能

     

    CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは、顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し、顧客との良好な関係を構築・促進することを指します。

    また、CRMという言葉を使用する場合は、基本的に企業と顧客の間の良好な関係を生み出すための施策(ツールやシステム)を考えることが多いため、それを実現する際の施策(ツールやシステム)そのものを指すことも一般的になってきています。

    一人一人の顧客情報を収集し、一元化して分析をすることで、プロダクトや戦略に反映することで、企業にとっては売り上げ向上、一人一人の顧客にとっては安く商品を買うことができるという、企業と顧客にとって良好な関係を築くことができるのがCRMです。

    また、CRMと似た機能を持つもので、SFA(Sales Force Automation)とMA(Marketing Automation)というものがあります。

    それぞれの特徴から違いを把握しましょう。

     

    まず、CRMとSFA・MAは業務領域が異なります。

    SFA

    顧客との取引やプロジェクトなど「案件化された状態」を軸にした情報管理を主にしています。SFAツールの主な目的は、商談やプロジェクトを円滑に進めていくこと。そのため、案件の進捗状況や、商談から契約までの目安の期間を算出するほか、過去の対応履歴を確認できる機能群を備えています。こうした、「案件」に関わるあらゆる情報を集約し、営業活動を円滑にするため、CRMツールと分けることが難しくCRM/SFAとされることも増えてきました。

     

    MA

    MAはマーケティング業務を自動化するためのツールです。Webにおける集客や顧客情報の処理などを効率化できるでしょう。見込み顧客の獲得から育成までが、MAの活用フェーズであり、商談を増やし、収益を増加させることを目的とします。

     

    こういった点でCRMはすでに顧客となっている人たちに対して、良好な関係を築き、リピート・ファン化を促進するためのものですが、SFAやMAはその前段階を担うものと言えるでしょう。

     

    1-2. CRMツールの選び方

    CRMの選定の際に比較したいポイントは大きく5つあります。

     

    1. ・機能

    CRMを目的として使いたいのか、SFA/MAを目的として使いたいのか、それとも両者を満遍なくカバーしたいのかによって選択するツールも異なってきます。自社にとって欲しい機能は何なのか一度考えてみましょう。

     

    1. ・価格

    CRMツールの料金に関しては、初期費用は設定がないツールが多く、月額料金は無料のものから10万円以上と幅があります。これまでCRMツールを使用したことがなければ、まずは無料のものなど、コストがあまりかからないものを選んで実際に使ってみるのが良いかもしれません。

     

    1. ・運用形態

    運用形態には、クラウド型・オンプレミス型と大きく分けると2種類あります。

    クラウド型はどこからでもアクセスできるため、リモートワークなど利便性が高いです。

    ただし、クラウド型の場合は、セキュリティ対策をしっかり行う必要があることを念頭におけると良いでしょう。

     

    1. ・対応デバイス

    PCだけでなく、外出先からでもシステムにアクセスできるタブレットやスマホなどのモバイル製品に対応している方が利便性が高くおすすめです。

    また、OSもiOSとAndroidのどちらに対応しているのか、専用アプリはあるのかなどもリサーチしておけると良いでしょう。

     

    1. ・サポート体制

    サポート体制は、サポート頻度サポート方法の2点から検討しましょう。

    おすすめは24時間好きな時に利用できる点でFAQやチャットボットの機能が備わっているツールです。

     

    自社に必要なCRMツールの要素は何かしっかり検討した上で導入を進めましょう。

     

    CRMについてのご質問はこちらから! 



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    2. 目的別CRMツール紹介

    Close up of hand with wrench fixing mechanism

    2-1. 特におすすめCRMツール

    2-1-1. HubSpot

     

    HubSpotの特徴

     

    世界120カ国以上で135,000社が導入

    中小企業向けの無償で利用できるオールラウンダーのマーケティングツールで,サイト構築(CMS)・MA・SFA・CRMの機能が搭載。

    1. 有料版(営業支援機能を搭載した「Sales Hub」)は月額5,400円/2ユーザーから使うことが可能。 

     

    株式会社H&KはCRMツールの一つであるHubspotのDiamondパートナーです。

    弊社の総合コンサルティングでは、マーケティング分野だけにとどまらず、営業管理や契約・人事労務周りまで包括したコンサルティングが可能です。HubSpotのCRMを軸に、様々なツールをAPI連携で繋ぎ合わせて、仕組み化を支援しております。

     

    Diamondパートナーについての記事はこちら>>

     

    実際の導入事例はこちら>>

     

    2-2. 初めてのCRMツール

     

    ここでは初めてCRMツールを導入しようと思っている方に向けて、比較的価格が安く使いやすいものを紹介します。

    2-2-1.ZOHO CRM

    ZOHO CRM特徴

            1. 世界250,000社以上が導入している初期費用無料・無料プランなら永久0円で導入できるクラウド型CRMシステム
            2.    
    1. 主要機能に加え、別途費用が必要になることの多いAIやレポート機能も通常のライセンス料の中で利用可能

    顧客管理・商談管理、マルチチャネル連携などCRM機能に絞ったスタンダードプランなら月額1,680円/ユーザー  で利用可能

     

    1. 2-2-2. GENIEE SFA/CRM

     

     


    1. GENIEE SFA/CRM特徴

       

      1. 定着率99%の顧客管理や商談管理などの基本機能を備えたSFA/CRMツール

      2. どんな年齢層の従業員にも使われるシステムを目指して、とにかくUI/UXはシンプルに、直観的に使用できる設計

        GmailやSlack、MAツールなど連携可能サービス8種以上

      2-3. BtoB(営業)向けCRMツール

       

    2. 2-3-1. sansan

      sansanの特徴

      1. 大手金融機関や官公庁をはじめ8,000社での利用実績を誇る営業DXサービス

      2. 99.9%の精度で名刺をデータ化でき、メールやWebフォームから顧客データベースを生成します。また、取り込んだデータは  SFAやMAツールと連携することも可能

      3. 料金は要問い合わせ


    3. 2-3-2. Knowledge Suite

      Knowledge Suiteの特徴

      1. SFA/CRM、グループウェアなど複数の機能が最初から搭載されたオールインワンのクラウド型の統合ビジネスアプリケーション。

      2. 名刺管理は複数のOCRを採用し、セキュリティ面にも定評あり

      3. ユーザー数ではなくデータ蓄積量に応じた料金体系

         

      2-4. BtoC向けCRMツール

    4.  

      2-4-1. Synergy!

      Synergy!の特徴

      1. メール配信からアンケート作成やフォーム作成などの機能も備えたBtoC向けのクラウドCRMシステム

      2. Excelの管理データや既存の外部データベースとも連携可能

      3. 基本のデータベース・フォーム機能に、アンケートやメール配信などを自在に追加できるため、必要な機能に絞って低コストで導入可能

      2-3-2. b→dash

      b→dashの特徴

       

      1. データマーケティングツール業界シェアNo.1で600社以上の導入実績

      2. プログラミング知識がなくても自由にデータを処理・加工・活用可能。

      3. 社内に点在するデータの取込・統合・変換・活用は、全ての工程をGUI(画面操作)のみで完結可能

      4.  

      3. CRMツールを実際に導入するときのポイント

    5.  
    6. マーケティング戦略コンサルティング-1
    7.  

      3-1. 導入のメリット

      まずメリットについて説明します。メリットは大きく2点あります。


      • 1.顧客情報を一元管理できる

      →これまでは各営業担当者がそれぞれの顧客についての情報を個別に持っていたのに対し、CRMツールを用いれば、営業担当者間での共有だけでなく部署を超えて共有ができるため、マーケティング・プロモーション、全社戦略まで生かすことができるようになります。


      • 2.購買行動の向上につながる

      →CRMは特にリピート率の向上という点で効果を発揮します。CRMによって顧客行動(メールの開封やWebサイト訪問など)を把握できるため、興味のあるコンテンツやサービスを把握でき、LTVやリピートが発生します。

    8.  

      3-2. 導入のデメリット

    9.  

      続いてデメリットを説明します。デメリットも大きく2点あります。

    10.  
    • 1.導入コストがかかる

    →ここでいう導入コストは、CRMツール自体の費用と導入する際の業務フロー構築や教育など人的コストを指します。

     

    • 2.効果が出るまでに時間と手間がかかる

    →CRMは導入しただけでは効果は出ません。まずは社内におけるCRM導入のメリットの浸透と実際に使用する教育が必要になります。

    ただし、体制が構築できれば、PDCAサイクルを回すのに最適化されどんどん効果を発揮していくことになります。

     

    4. まとめ

    CRMシステムは、顧客中心の現代のマーケティングにおいて重要なツールです。

    顧客との良好な関係を築くことは、単に売り上げを向上させることができるだけでなく、業務効率化にもつながりますし、顧客にとっても良いサービスを受けられることにつながるので、使いこなせれば非常に役立ちます。

     

    導入を目指すのであれば、メリット・デメリットを理解した上で、予算を定めて求める機能を分析し予算を定めた上で、どのCRMツールが自社にとって最適か比較検討しましょう!

     

    株式会社H&Kでは今回記事の中で触れたSFA(セールスフォースオートメーション)の設計やマーケティングに関するご相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。