Update.2022.09.26

マーケティングリサーチとは|情報の種類・具体例について紹介

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皆さんは「マーケティングリサーチとその情報の種類を知っていますか?」

「マーケティングリサーチ」の種類を把握することができれば、調査期間や予算、条件を見たときにどのリサーチ方法が適しているか判断できるようになります。

そこで今回の記事では「マーケティングリサーチとその情報の種類」について説明していきます。

具体的には、

・目的別のマーケティングリサーチの種類
・一次データと二次データ
・定量データと定性データ

の3つにアプローチします。

Contents

     

    このブログのライティング者

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役
    株式会社H&K 代表取締役CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。
    @KOK1ANDO Youtube

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    <目次>

    1.目的別のマーケティングリサーチの種類 

     1-1.仮説を構築するための調査

     1-2.結論を得るための調査

    1-2-1.記述型リサーチ

    1-2-2.因果型リサーチ

     1-3.マーケティングリサーチの具体例

    2.一次データと二次データ 

     2-1.一次データ

     2-2.二次データ

    3.定量データと定性データ 

     3-1.定量データ

     3-2.定性データ

    4.まとめ

     



    1. 1.目的別のマーケティングリサーチの種類

    10-2 マーケティングリサーチやその情報の種類-4

     

    リサーチをする目的は、

    • ・仮説を構築するための調査
    • ・結論を得るための調査

    の2つに大きく分かれます。

     

    1-1.仮説を構築するための調査

    仮説を構築するための調査とは言い換えると、「探索型リサーチ」と呼ばれます。


    「探索型リサーチ」は「ある程度仮説の具体性を上げる段階」で利用され、とても自由度が高いのが特徴です。その際、探索型リサーチでは統計処理などを行うと同時に、顧客の潜在的ニーズを把握しようとする目的があります。

     

    1-2.結論を得るための調査

    結論を得るための調査は、

    • 記述型リサーチ
    • ・因果型リサーチ

    の2つに分けることができます。

     

    1-2-1.記述型リサーチ

    記述型リサーチとは、具体的な数量を知るためのリサーチです。「調査費用の観点からアンケートとデータ分析」が主に行われます。そして、仮説を検証して結論を出すことが目的なので、事前の設計が求められます。

     

    1-2-2.因果型リサーチ

    因果型リサーチとは、仮説に「因果関係があり、合理的かどうかを確認するリサーチ」です。

    この「因果型リサーチ」は更に、

    • ・実験型
    • ・統計解析型

    に分けられます。

     

    「実験型」の場合は、「因果関係に関わる要素を全て備えた環境を用意し、調査」が行われます。

    「統計解析型」の場合は、「統計的な処理を用いて因果関係の特定」が行われます。

     

    1-3.マーケティングリサーチの具体例

    例えば、新製品の発売時の調査ではどのように行われるのでしょうか?

     

    まず、商品の特性や魅力を探るために、探索型の調査を定期的に行います。

     

    次に、そこで得られた結果を数量で把握するために、記述型の定量的な調査を行います。

     

    また、最近ではインターネットで大量のサンプルを安価に集めることができるため、デスクリサーチを行った後に、簡単に探索型の意味合いで調査をして、その後に大規模な因果型や記述型のリサーチをおこなう場合が増えてきました。

    他には、探索型ではデスクリサーチの時点で、「ソーシャルリスニング」を行い、十分な情報が集まったら、そのまま記述型として定量的な調査を行うこともあります。

     

    「ソーシャルリスニング」とは、「ウェブサイト上で利用者の声を集める」ということです。

     

     

    マーケティングリサーチは私たち、H&Kでも行っています。

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    1. 2.一次データと二次データ

    10-2 マーケティングリサーチやその情報の種類

     

    2-1.一次データ

    「特定の目的のために集めるデータ」のことです。

    「一次データ」は、利用目的に応じて必要なデータを手に入れることができますが、新たにゼロから集めないといけないため、時間も費用もかかります。

     

    2-2.二次データ

    「他の目的のために既に収集されているデータ」のことです。

     

    「二次データ」は、

    • ・外部の機関が作成した外部データ
    • ・社内の他の目的で集められた内部データ

    があります。

     

    これらのデータは、新製品のアイデアや製品改良のヒントになることがあるので、とても重要です。しかし、リサーチ目的の核心をつくデータが二次データから手に入ることはほぼありません。

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    1. 3.定量データと定性データ

    10-2 マーケティングリサーチやその情報の種類-1

     

    3-1.定量データ

    「定量データ」とは、「販売データなど数値で表せるデータ」のことです。定量データは定性データよりも客観性が高い傾向にあり、多くの企業で経営の意思決定や毎日の業務管理に使用されています。

     

    3-2.定性データ

    「定性データ」とは、「文章や画像、音声などで表される数値化できないデータ」のことです。そのため、個人の主観や感性が影響を与えるジャンルに多く見られます。

     

    「定性データ」では、「定量データ」では得られない貴重な情報が入手できたり、最近では、文章を解析するテストマーケティングのツールが発達し、分析がしやすくなりました。

     

    またそれぞれ、

    • ・定量的な情報を主に集める定量調査
    • ・定性的な情報を主に集める定性調査

    と呼ばれています。

     

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    1.  

     

      1. 4.まとめ

      2. 10-2 マーケティングリサーチやその情報の種類-3
      3. 今回の記事では、

        • ・目的別のマーケティングサーチの種類
        • ・一次データと二次データ
        • ・定量データと定性データ

        の3つの内容を説明していく中で「マーケティングリサーチやその情報の種類」の理解を深めていくことができたのではないでしょうか?

         

        まず、リサーチをする目的は、

        • ・仮説を構築するための調査
        • ・結論を得るための調査

        の2つに大きく分かれます。

        そして、「一次データ」とは「特定の目的のために集めるデータ」のことで、「二次データ」とは「他の目的のために既に収集されているデータ」のことを意味しています。

        最後に、「定量データ」とは「販売データなど数値で表せるデータ」のことで、「定性データ」とは「文章や画像、音声などで表される数値化できないデータ」と定義されます。

         

        この記事からマーケティングリサーチの種類3点を知ったことで、消費者の市場動向を効率的に分析することに役立てば幸いです。

         

      4.  

        マーケティングリサーチは私たち、H&Kでも行っています。

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。