Update.2022.12.07

コンテンツSEOとは?すぐにわかるメリット・デメリット・作成方法

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  • 「コンテンツSEO」は費用をかけずに効率的に顧客獲得や売上アップを狙うことができます。しかし、しっかり理解しなければなかなか結果に直結しないものでもあります。そこで、本記事では


    ・「コンテンツSEO」について詳しく知りたい

    ・「コンテンツSEO」に取り組んでみたい

    ・実際にコンテンツを作成したいけど何をすればいいかわからない


    という方に向けて、「コンテンツSEO」について解説していきます。本記事を読むことによって「コンテンツSEO」の概要から作成の仕方までわかるようになり、顧客獲得や売上アップにつながります。

 

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Contents

    1.コンテンツSEOとは

    1-1.検索上位を狙う、SEOの一種

    コンテンツSEOとは「検索ユーザーの意図に沿って、質の良いコンテンツを提供し、顕在顧客を獲得するSEOの一つ」です。

    検索して記事を見たけれど、自分が知りたいことと記事に書いてあることが全く異なり、その記事が役にたたなかったという経験は少なからずあるはずです。

    その役に立たない記事ではなく、知りたいことを知れる記事を制作することによって、顧客のニーズに応え、顧客を獲得しやすくなります。

     

    補足になりますが、SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化と訳され、検索エンジンの検索結果において、webサイトが上位表示されるように行われる施策です。

    1-2.コンテンツSEOの目的

    コンテンツSEOは最終的にwebからの売り上げの向上を目指していきます。売り上げの向上を目指すために

     

    ・訪問数や閲覧数の増加

    ・コンバージョンの増加

    ・ブランドの認知度の上昇

     

    することが挙げられます。

     

    1-3.コンテンツSEOの留意点

    コンテンツSEOのために作成するべきコンテンツとして

    ・ホワイトペーパー

    ・事例記事

    ・動画コンテンツ

    がSEO記事以外に挙げられます。

    これら3つをSEO流入してきた方が見ることによってCVR(Conversion Rate)を高めることができます。つまり、サイトの目標とされる購入や会員登録などの成果(Conversion)に結びついた割合を高めることができます。

     

    お問合せについてだけであるとCVしにくいので、目的に合わせたコンテンツを作成しなければなりません。



    2.コンテンツSEOのメリット

    コンテンツSEOを作成する上でのメリットがたくさんあります。そこで今回は大きな特徴である「費用」「顧客」についてのメリットをそれぞれ解説していきます。

    2-1.費用がかさまない

    コンテンツSEOは費用がかさまないので、費用に不安がある方でも簡単に取り組むことができる施策になっています。コンテンツSEOの比較としてリスティング広告が挙げられます。リスティング広告はインターネット広告の一種で、検索エンジンでの検索結果に広告を載せる施策です。

     

    つまり、費用をかけて検索結果の上位に自分の広告が出るようにするやり方です。

     

    Googleのリスティング広告はクリックされることで費用が発生する仕組みになっていて、サイトに興味を持つ人が多くなれば多くなるほど費用がかさんでいく仕組みになっています。

     

    一方、コンテンツSEOは、コンテンツ作成のためにある程度の費用がかかるものの、一度コンテンツを作成してしまえば、そこから先の費用はリスティング広告と比較して格段に抑えることができます。そのため、コンテンツSEOは費用のハードルが低く、取り組みやすい施策となっています。

     

    2-2.長期的に顧客を獲得することができる

    コンテンツSEOは安定して長期的に顧客を獲得することができます。ここで先ほどのコンテンツSEOとリスティング広告の比較を「顧客」の目線から行います。

     

    リスティング広告は費用をかけているときは顧客を獲得することができますが、費用をかけなくなった時に顧客獲得することを望みづらくなります。つまり、リスティング広告は短期的に顧客を獲得したいときに行うべき施策であると言えます。

     

    一方、コンテンツSEOは一度コンテンツを作成すれば常に検索上位で表示されるようになっていきます。仮に、上位表示されなくても後に出てくる「リライト」を行えば上位表示を狙うことも可能になってきます。その上位表示コンテンツはサイトに蓄積していきます。その蓄積された全てのコンテンツが顧客獲得に寄与することができ、長期的に顧客を獲得することができます。

     

    2-3.SNSで拡散することができる

    面白かった内容や興味を持った内容を自身のSNSで共有するという経験があると思います。ユーザーの興味に即したコンテンツを作成することによってSNSで拡散され、結果的にサイトの認知度の向上に貢献することができます。その際に自身で高額な費用をかけずとも顧客獲得を期待することができます。

     

    3.コンテンツSEOのデメリット

    これまではコンテンツSEOについてのメリットを挙げていった一方で、デメリットも存在します。今回はそのデメリットについて挙げていきます。

    3-1.短期間で顧客の獲得をしづらい

    コンテンツSEOではすぐに顧客を獲得するのに効果的な施策ではありません。コンテンツSEOは、2-2.で挙げたように長期的に顧客を獲得するための施策です。その理由として大きく分けて二つ挙げられます。

     

    一つ目は、検索上位表示されるまでに時間がかかることが挙げられます。Googleの検索エンジンはそのコンテンツを評価するのに複数の工程で評価を行っています。そのため、コンテンツを評価されるのに時間がかかることが特徴です。コンテンツSEOでは長期的に計画を立てることが必要不可欠となってきます。

     

    二つ目は、コンテンツ数を増やせば増やすほど結果につながりやすくなることが挙げられます。先述のように、コンテンツはサイトに蓄積していきます。検索上位のコンテンツが多ければ多いほど顧客獲得をしやすくなります。つまり、コンテンツSEOを作り始めた頃は短期間で、多くの顧客を獲得することは難しく、コンテンツが蓄積されてきた頃にようやく顧客獲得ができるようになります。

     

    一つ目と二つ目の理由により、コンテンツSEOによる顧客獲得には時間がかかり、おおよその目安として1年を要する可能性があることを念頭に入れて計画を立てていかなければなりません。

     

    3-2.定期的なメンテナンスが必要となる

    コンテンツが上位表示されなかったときに「リライト」をする必要があります。「リライト」とは検索で上位表示がされていない記事の問題を分析し、記事をより良くしていく方法です。記事の内容を豊富にしていったり、検索意図を満たせるように書き換えていきます。

    書き換えることによって上位表示しやすくなるというメリットはもちろんありますが、定期的に「リライト」を行わなければいけないので、手間や時間がかかるというデメリットがあります。

     

    3-3.コンテンツ作成に手間がかかる

    3-1.にてコンテンツが蓄積された頃に顧客獲得ができるとしていますが、それはコンテンツをたくさん作らなければいけないということでもあります。複数のコンテンツ作成をするために時間がかかるという理由もありますが、良質なコンテンツを作るために一つ一つのコンテンツに時間とリソースをかけなければなりません。とはいえ上質なコンテンツを作ることによって長期的に顧客を獲得することができます。

     

     

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    コンテンツSEOとリスティング広告の比較

     

    コンテンツSEO

    リスティング広告

    顧客獲得期間

    長期的

    短期的

    費用

    初期作成費用のみ

    クリック数に応じる

     

    4.コンテンツの作成方法

    コンテンツを実際に作成するにあたって、いきなりコンテンツを作成するだけでは顧客獲得は難しいでしょう。

    そこで、

     

    ・作成前<キーワード調査とペルソナ設定>

    ・作成

    ・作成後<校閲・リライト>

     

    の三段階に分けて説明していきます。

     

    4-1.キーワード調査とペルソナ設定

    自身のコンテンツに載せたい事柄に関するキーワードを分析することでより顧客のニーズにマッチしたコンテンツを制作することができます。キーワードを分析するにあたって、まず顧客は何を求めているかを調べる必要があります。そのキーワードを調べるサイトを紹介します。

     

    「ラッコキーワード」 https://related-keywords.com  

     



    そのサイトを参考にし、顧客は何を求めているのかを調べてください。

     

    その上で競合はどのようなワードを使っているかを分析することも非常に効果的であると言えます。上位コンテンツはどのようなキーワードを使っているか、どのようなキーワードを使えば上位表示されやすくなるのか分析しましょう。

     

    そして自社の強みを理解することも大切です。競合と差別化するには自社のどのような強みを活かせるかを理解することによってどのような顧客のニーズのためにコンテンツ制作をするかの計画を立てることができます。

     

    また、ペルソナを設定することによってこちらも顧客のニーズにマッチしたコンテンツを制作することができます。具体的な顧客像を作ることによってその顧客が抱えている悩みや不安が浮かび上がりやすくなります。また、顧客像を作ることによって自社のメンバーとの共通認識ができることによってコンテンツ作成における認識のずれをなくすことができます。

     

    4-2.コンテンツ作成

    今までの調査や設定をもとにして実際にコンテンツを作成する段階です、ただ闇雲にコンテンツを作成しても一貫性のない記事が出来上がってしまい、良質なコンテンツとは言えないできになってしまいます。そこでコンテンツを作成する上での重要なステップについて挙げていきます。

     

    コンテンツ作成をする際に重要なのは検索上位サイトの傾向を掴むことです。なぜ上位に表示されているのかを分析し、自身が上位に表示されるためにどのような流れでいくかを把握することが大切です。

     

    4-2-1.アウトライン作成

    この段階ではタイトルと目次を制作し、全体像を構築します。自身が述べたいことをしっかりと述べられるように目次を制作し、大まかな流れを作り上げます。

     

    4-2-2.文章作成

    アウトラインを作ったら実際に文章を書いてみましょう。その際に重要となってくるのが、

     

    ・網羅性

    ・独自性

    ・適切なキーワードの配置

    です。

     

    網羅性は、コンテンツSEOにおいて最も重要なポイントです。検索ユーザーのニーズは検索ワードのみではなく、文字化されていないニーズがあります。また検索ワードと近いニーズを持った検索ユーザーもいるのでそのニーズを網羅することによって多くの顧客を生み出していくことができます。

     

    独自性は上位表示サイトの傾向をそのまま真似るのではなく参考にし、自身の強みを組み込むことで競合との差別化を図ります。

     

    適切なキーワードの配置はキーワードを盛り込むと言っても文脈とは関係ないところでキーワードを使ってしまうと評価は下がってしまいます。そのため、いかに自然に自身が調査し、選定したキーワードを含められるかを考えて文章を作成してください。

     

    4-3.校閲とリライト

    校閲しておらず、誤字脱字が多かったり、内容の一貫性がない記事を積極的に読みたいという方はいらっしゃらないのではないでしょうか。むしろ読む気が失せてしまうと思います。

    そのため校閲はかなり重要なステップになります。自身で誤字脱字や内容のチェックをするのではなく、他人にチェックしてもらうことによって自身でも気づくことができなかったミスに気づくことができるはずです。丁寧に校閲をしましょう。また、リライトすることによって長期的に多くの人に読んでもらうようにしていきます。リライトについては3-2.で説明してあるので忘れてしまった方は是非見直してみてください。



    まとめ

    コンテンツSEOは「検索ユーザーの意図に沿って、質の良いコンテンツを提供し、顕在顧客を獲得するSEOの一つ」です。

     

    メリットとして

     

    ・費用がかさまない

    ・中長期的に顧客を獲得することができる

    ・SNSで拡散することができる

     

    ことが挙げられる一方、

     

    デメリットとして

     

    ・短期で顧客の獲得をしづらい

    ・定期的なメンテナンスが必要となる

    ・コンテンツ作成に手間がかかる

     

    ことが挙げられます。自社がターゲットとしている層や売り上げを上げたいタイミングによってコンテンツSEOを作成するか否かが決まってきます。

     

    ・「コンテンツSEO」に取り組んでみたい

    ・実際にコンテンツを作成したいけど何をすればいいかわからない

     

    という悩みがある場合はぜひH&Kにご相談ください。

     

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。