Update.2023.05.31

成果に繋がるLPの構成とは?鉄板の法則や必要な要素について解説

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はじめに

Web広告からLP(ランディングページ)に集客はできたが、あまりコンバージョンに繋がらない、といった悩みを抱えている人も多くいらっしゃるかと思います。

そんな方のために、この記事ではLPの構成に注目し、鉄板の法則やCVに繋がるLPに必要な要素について解説していきます。


Contents

     

    HubSpot導入 / マーケティングによる売上向上 / 採用強化 / バックオフィスの自動化 / Webサイト制作 / システム開発など、お気軽にお問い合わせください。

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    1. LPとは

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    LP(ランディングページ)とは、ユーザーが検索エンジンやバナー広告、リスティング広告等の外部のサイトから最初に訪れるWebページのことを指します。

    ランディング(Landing)とは着地する、といった意味合いを持っており、多くのLPは流入したユーザーに商品について理解してもらい、最終的に申し込み、資料請求や購入といった成果の創出(コンバージョン)を目的としたページとなっています。

     

    LPには商品の情報、サービス、キャンペーンなどの情報が必要となりますが、それらを簡潔かつわかりやすい構成で伝えなければユーザーはすぐに離脱してしまいます。

    ユーザーの離脱をいかに減らすかがLPにおいて重要なポイントであるため、その点を意識して作成するようにしましょう。

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    2. LPの鉄板の構成

    Webコンサルティング

    LPの鉄板の構成は大きく分けて3つあります。

    それがファーストビュー、ボディ、クロージングです。

    3つの領域ごとに細かく分解して解説していきます。

    2-1. ファーストビュー

    ファーストビューとはLPの最初の領域で、ユーザーの関心を引きつける役割を果たします。ファーストビューは非常に重要であり、それによってサイトの離脱率が大きく変化するとされています。

    理由として、ファーストビュー時にユーザーがウェブサイトから離れる割合(直帰率)は非常に高く、コーポレートサイトでは40%〜60%、ランディングページでは平均で70%以上にも上るとされています。

    さらに、ユーザーがサイトを訪れてからそのまま閲覧を続けていくか離脱するかを決める時間はわずか3秒と言われています。

     

    したがって、ウェブサイトに集客できたとしても、ファーストビューで魅力を十分に伝えることができなければ、ほとんどのユーザーが数秒で離脱してしまう可能性があります。

     

    強力なヘッドライン

    LPのファーストビューで最も重要なのは、興味を引くヘッドラインです。
    魅力的で明確な文言を使用し、ユーザーの関心を引きつけるようにしましょう。

    「驚愕の特典付き!」や「解決策を手に入れませんか?」のような具体的な言葉を選び、訴求力を高めます。

     

    アイキャッチ画像またはビデオ

    ビジュアル要素はユーザーの目を引くために重要な要素の一つです。

    LPの商品・サービス、メッセージの特徴を視覚的に伝えることを意識しましょう。

     

    画像においては適切なサイズで表示されるように最適化し、鮮明で魅力的なものを使用すると良いです。

    ビデオにおいては自動再生せずにクリックして再生するように設定すると良いでしょう。

     

    コンパクトな概要

    ファーストビューではLPの要点を簡潔にまとめて提示することが重要です。

    ユーザーの興味を引き、続けて読ませるためにメッセージや提供する価値を強調します。

    また、短い文や箇条書きを使って情報を整理し、ひと目で理解できるようにしましょう。



    以上がファーストビューの重要な要素です。

    魅力的なヘッドライン、視覚的なアイキャッチ、簡潔な概要を組み合わせて、ユーザーの関心を引きつけ、LP内の詳細な情報に進んでもらうようにしましょう。

     

    2-2. ボディ

    ボディ部分では、提供する商品やサービスのメリットや特徴を詳細に説明していきます。

    より詳細な情報を説明することによってファーストビューで見せた情報の信頼性を高めることができます。

    ユーザーに対して、どのような価値や利益を提供できるのかを具体的に示すことで、ユーザーのニーズに合致することを伝えるようにしましょう。

     

    カスタマーエビデンス

    カスタマーエビデンスとは商品やサービスの信頼性を裏付けるために、顧客の成功事例や満足度の高いレビューを掲載することを指します。

    実績や社会的証明を提供することによって、ユーザーに対して安心感を与えることができます。

    価格設定やプランの明示

    ユーザーに対して、提供する商品やサービスの価格設定やプランを明確に表示するようにしましょう。

    価格の透明性は信頼性を高めます。

    オファーや割引などの特典を強調し、ユーザーにとって魅力的なオプションであることを伝えることが重要です。

     

    追加情報や詳細な説明

    商品やサービスに関する追加情報や詳細情報を提供しましょう。

    ユーザーの疑問や関心があることに対して明確な回答を提供し、不確実性を払拭します。

    商品の特徴や利点の説明、仕様や利用方法の説明など、細かい情報の提供が重要です。

     

    以上がボディ部分の重要な要素です。

    ユーザーの関心を持続させ、商品やサービスへの興味を高めましょう。

     

    2-3. クロージング

    クロージングとはLPの最後の領域であり、ユーザーに対して目的の達成を促す重要なステップです。

    ここでは、商品やサービスの購入、申し込み、お問い合わせなど、ユーザーの具体的なアクションを促すことが目的となります。

     

    CTA(コール・トゥ・アクション)

    CTAとは「Call to Action」(アクションを呼びかける)の略称です。

    CTAは、マーケティングや広告の文脈で使用される重要な要素であり、顧客やユーザーに特定のアクションを促すために使用されます。

     

    CTAは通常、ウェブサイト、広告、電子メール、ランディングページなどのコンテンツ内に配置され、目的は、ユーザーに対して特定の行動を起こすように誘導することです。

     

    クロージングでは、ユーザーに具体的なアクションを促すことが重要です。

    ボタンやリンクを使用して、「今すぐ購入する」「無料トライアルに申し込む」「お問い合わせする」などの明確なCTAを表示しましょう。

    緊急性や限定性の導入

    クロージングの際には、緊急性や限定性の要素を導入することでユーザーに行動を促す刺激を与えます。

    限られた期間や数量である、特別なイベントである、などといったことを強調し、「期間限定」「お得な特典は先着〇〇名まで」といった文言を使って緊急感を演出します。

     

    追加の価値提案

    ユーザーに追加の魅力を提案することで購買意欲を高めましょう。

    特典やボーナス、無料のプレゼントなどを強調し、ユーザーにとって追加の価値があることをアピールすることが重要です。

     

    最後のアピール

    クロージングの最後では、LPのメリットや特徴を再度強調しましょう。

    ユーザーに対して最後の説得を行い、購買やアクションに結びつけます。


    以上がクロージングの重要な要素です。

    明確なCTA、緊急性や限定性の導入、追加の価値提案、最後のアピールを組み合わせて、ユーザーに対して行動を促し、LP内での目標達成につなげましょう。

     

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    3. LPの構成で重要な要素6つ

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    3-1. 目的とターゲットの明確化

    目的の定義

    LPを作成する前に、明確な目的を定義しましょう。

    具体的には、商品の売上増加、メールリストの収集、新規顧客の獲得などの目標を設定します。

    ターゲットオーディエンスの特定

    LPの成功には、ターゲットオーディエンスを正確に把握することが重要なポイントです。

    ターゲットとなる顧客層を明確にし、彼らのニーズ、関心、課題、行動パターンなどを理解しましょう。

    これにより、効果的なメッセージやアプローチの選択が可能になります。

     

    目的とターゲットの関連付け

    目的とターゲットを結び付けることで、LPの設計やコンテンツの方向性を決定します。

    ターゲットの関心を引きつけ、目的の達成に結び付けるために、LPの構成やコンテンツを調整しましょう。

     

    KPIの設定と評価

    目的とターゲットを達成するために、適切なKPIを設定しましょう。

    売上数、コンバージョン率、クリック数など、目的に関連した指標を選択します。

    LPの効果を定量的に評価し、必要な場合は最適化を行いましょう。

    目的とターゲットの明確化は、LPの成功に不可欠なステップです。

    明確な目的を設定し、ターゲットオーディエンスを理解し、それらを結び付けることで、効果的なLPの構築が可能となります。

     

    3-2. 伝えたいことは一番最初に

    LPの最初の段落やセクションでは、「伝えたいことの核心」であるメッセージを明確に伝える必要があります。

    ユーザーはLPを訪れてからすぐに欲しい情報があるかどうかを判断することが多いです。

    そのため、一番最初に伝えたいことを簡潔に記載し、訴求するようにしましょう。

     

    3-3. 信頼性の確保

    グラフィックやロゴの表示

    LPには、ユーザーに信頼できる存在として捉えてもらうことが重要です。

    そのため、信頼性を高めるために企業のロゴやブランドのグラフィックを表示しましょう。

     

    顧客の声や評価の掲載

    実績や顧客の声は、信頼性を高める重要な要素の一つです。

    顧客の評価やレビュー、満足度の高いコメントを掲載し、ユーザーに製品やサービスの信頼性を示すようにしましょう。

     

    認証や資格の表示

    専門機関や業界団体からの認証や資格を持っている場合は、それをLPに表示しましょう。
    これにより、ユーザーは専門的な知識や技術の高さに信頼性を感じることができます。

     

    安全性やプライバシー保護のアピール

    ユーザーが個人情報を提供する場合、安全性やプライバシー保護についての心配が生じることがあります。

    そのため、LPでは、SSL証明書の表示やプライバシーポリシーのリンクなどを設け、安全性とプライバシー保護に対する取り組みを明示することが重要です。

     

    専門知識や情報の提供

    LP内で専門知識や役立つ情報を提供することも信頼性を高める手段の一つです。

    業界のトレンドやベストプラクティスなどの情報を提供し、ユーザーに対して有用な知識を提供しましょう。

     

    3-4. 簡潔で魅力的なコンテンツ作成

    LPのコンテンツは簡潔で分かりやすくすることが重要です。

    冗長な表現や専門用語を避け、シンプルな言葉で要点を伝えましょう。

     

    また、箇条書きや番号付きリストを使って情報を整理し、読みやすさを向上させます。

    コンテンツには、画像、ビデオ、グラフ、アイコンなどの視覚的要素を使用することでユーザーの目を引くことができます。

     

    その他にも適切な行間や行の長さ、見出しのサイズなどを調整し、ユーザーがスムーズに読み進められるようにしましょう。

     

    3-5. モバイルフレンドリーなデザイン

    レスポンシブデザインの採用

    LPのデザインには、レスポンシブデザインを採用しましょう。

    これにより、モバイルデバイスからのアクセス時に自動的に最適化がおこなわれ、画面サイズや解像度に合わせて適切に表示されるようになります。

     

    シンプルなレイアウト

    モバイルデバイスでは画面のスペースが限られているため、シンプルなレイアウトを採用することが重要です。

    情報の過剰な詰め込みや複雑な配置は避け、必要な情報を分かりやすく整理しましょう。

     

    大きなフォントと読みやすいテキスト

    モバイルデバイスでは画面が小さいため、大きなフォントサイズを使用してテキストを読みやすくしましょう。

    また、行間や行の長さを適切に調整し、スクロールやピンチイン・ピンチアウトの操作がしやすいようにします。

     

    タップ可能な要素の最適化

    モバイルデバイスでは指で操作するため、タップ可能な要素(ボタンやリンク)のサイズと配置を最適化しましょう。

    十分な大きさと適切な間隔を確保し、ユーザーが誤って他の要素をタップすることがないようにしましょう。

     

    軽量化と高速な読み込み

    モバイルデバイスでは通信速度やデータ制限の制約があることがあります。

    LPのデザインでは、画像や動画の最適化、キャッシュの活用、ファイルサイズの軽量化などを行い、高速な読み込みを実現することが重要です。

     

    3-6. A/Bテストと最適化

    ABテストとは、マーケティングやウェブデザインなどの分野でよく用いられる実験的な手法です。

    ABテストは、2つの異なるバージョン(バリエーション)の要素を比較し、どちらがより効果的な結果をもたらすかを評価するために使用されます。

    テストの要素の選択

    A/Bテストでは、1つ以上の要素を変更して比較します。

    LPの場合、見出し、コピー、CTAボタンのデザイン、フォームの配置など、効果が期待できる要素を選択しましょう。

     

    データの収集と分析

    A/Bテストの期間中、ユーザーからデータを収集しましょう。

    クリック数、コンバージョン数、滞在時間などの指標を分析し、どのバージョンがより良い結果をもたらすかを評価します。

     

    結果の評価と最適化

    テスト結果を評価し、統計的な有意性を確認します。

    もし変更グループが良い結果を示した場合、その変更を採用しLPを最適化します。

    また、さらなるテストや改善のアイデアを検討しましょう。

     

    「HubSpotでのLPの作成方法」

    4. LP制作事例

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    株式会社H&KではLPの導入について様々な支援を行っています。

     

    弊社が支援させて頂いた株式会社ニューズピックス様の事例では

     

     MAでのLP制作とリード獲得
     リード情報の把握と申込によるSFAへの自動連携
     デイリーでの数値把握レポートの構築



    を行い、LPから売上自動管理までの仕組み構築を支援させていただきました。

     

    LP導入支援についてご関心がございましたらお気軽にお問い合わせください。

     

    お問い合わせ

    まとめ

    LPをコンバージョンに繋げるために必要な要素や鉄板の構成がご理解いただけたかと思います。

    これらを応用し、自社のLPをより良いページへと改善していきましょう。

     

    株式会社H&KではLPの導入について様々な支援を行っています。
    LP導入支援についてご関心がございましたらお気軽にお問い合わせください。

     

    株式会社H&Kは、国内で2社しかないHubSpotのDiamondパートナーとして、MAツールの導入支援や広告運用のコンサルティングを行っております。

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。