Update.2022.09.29

HubSpotの料金プランを徹底解説!オススメプランはどれだ?費用対効果を比べよう!

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3万社近くに導入されているHubSpotにはどんなプランがあるのでしょうか?

MAツールの種類やプランについて紹介します。

Contents

     

    1, HubSpotとは?

    hubspot-logo


    1-1,HubSpotでできること

     

    HubSpotとは米国HubSpot社が提供するクラウド型マーケティングツールです。インバウンドマーケティングの支援・顧客へのアプローチ・コミュニケーションをよりよく取るため役立ちます。実際に購買をした顧客に加えて、問い合わせをしたことがある購買欲を持つユーザー層についての情報を管理してそれをマーケティングに活用できるようになります。顧客管理(CRM)に紐ついたマーケティング機能、営業案件管理(SFA)、サポートチケット管理が基本機能として包括的に提供されている上に、期間無制限・ユーザー数無制限です。

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    1-2,カスタマージャーニー

    それでは見込み客が顧客へ、そしてリピートユーザーになるまでにはどのような過程があるのでしょうか?

    HubSpotではこの一連の流れ全てを把握できるので、カスタマージャーニーに応じて適切なアプローチが行える特徴があります。

     

    2, サービスの種類と料金プラン

    Midsection of a businessman shaking hands with a female interviewer in office

     

    2-1,有償の4プラン

    基本的な機能はすべて無料で使い続けることができますが、複数事業部を抱える規模感の組織や、マーケティング施策・インサイドセールス業務を自動化したい、一度に多くのメールを配信したいなどというニーズに合わせて、Hubという有償ツールが用意されています。マーケティング、営業、カスタマーサービスそれぞれの機能を強化するもので組み合わせて利用することも可能です。さらにランディングページやブログなどのコンテンツを構築しページの管理ができるプランもあります。どのHubも料金が異なるStarte / Professional / Enteroriseとい3つのプランが用意されています。

    2-2,Marketing Hub

    ランディングページの作成、広告管理、Eメールによるリードナーチャリングなど、新たな顧客を呼び込むためのマーケティングツールを強化します。料金プランは以下です。

    Starter

    ¥6,000/月

    Professional

    ¥96,000/月

    Enterorise

    ¥384,000/月

    2-2-1,Starterプラン

    主に行えることはEメールによるマーケティングです。月にコンタクト数の5倍のメールが送信できます。コンタクト数はプランに関係なく、購入時に1,000件あたり¥2,400/月でカスタマイズすることができます。

    2-2-2,Professionalプラン

    より本格的な運用ができるようになります。例えば、セールスフォースとの連携が可能になり、メールの開封率やCTAクリックのレコードを確認できるようになり、戦略の見直しに役立ちます。またEメールの送信数が、コンタクト数の10倍に増加し、ランディングページの作成も可能になります。さらにソーシャルメディアとの連携も可能になります。

    2-2-3,Enteroriseプラン

    一部の追加機能を除いてほぼ全ての機能が解放されるので、企業のマーケティング活動を活性化させます。Eメールの配信やランディングページの作成、SEO対策に関するアドバイスの取得や広告管理など、インバウンドマーケティングをサポートする優秀な機能が搭載されています。またチームを階層化できる機能もあり、ユーザーを属性・地域・ブランドなど事業別に分類することができるので、効率化を図ることも可能です。

    2-3,Sales Hub

    今まで人力で行っていた作業をデジタル化し、営業活動に支障をきたさないよう支援してくれるSFAツールです。料金プランは以下です。

     

    Starter

    ¥6,000/月

    Professional

    ¥48,000/月

    Enterorise

    ¥144,000/月

     

    2-3-1,Starterプラン

    プロスペクトに送信したEメールの追跡が可能になり、Eメールが開封されるとリアルタイムで通知が表示されます。また顧客に対して効果的とされるEメールのテンプレート保存機能は、保存したEメールを他の部署とも共有することで、顧客とのコミュニケーションを迅速にします。Eメールの送信スケジュールを設定することもでき、顧客に合わせて最適なタイミングでメールを配信します。他にも顧客から受信したメッセージを最適なユーザーに割り当てることで、素早く適切な対応を行うためのサポートも可能です。VOIPを使用して顧客と通話できるコール機能が8時間まで使えます。

    2-3-2,Professionalプラン

    営業のサポートの質を高めてくれます。VOIPを使用して顧客と通話できるコール機能が33時間に増大します。通話時間の制限が減ることで顧客対応に余裕が生まれ、コミュニケーションの質を高めることができます。またEメールを顧客に対して最適な時間を予測して自動配信する機能も追加されます。

    2-3-3,Enteroriseプラン

    より細かな機能が解放され、今まで手が届きにくかった部分のサポートまでおこないます。予測リードスコアリングでは、様々な要因からリードを順位付けし、成約の確率が高い顧客にアプローチできるようになり、営業活動に必要のない時間を浪費することを防ぎます。また、プレイバックの作成機能により、成約に導きやすい行動を各部署で共有することも可能です。

    2-4,Service Hub

    顧客へのサポートに重点を置いたツールで、顧客満足度の向上やリード・プロモーターへ転換させるための機能が搭載されています。自社サービスの質を向上させ、顧客から信頼を構築することを目指します。料金プランは以下です。

    Starter

    ¥6,000/月

    Professional

    ¥48,000/月

    Enterorise

    ¥144,000/月

     

    2-4-1,Starterプラン

    生産性を向上させ顧客とのコミュニケーションを整理します。例えば、よくある質問へ何度も使用できる回答を作成したり、使用頻度の高いEメールの作成、顧客に対して適切なタイミングでのメール送信機能があります。顧客からのメッセージを共有の受信ボックスで一言管理し、メッセージごとに適切な担当者が対応できるようになっています。

    2-4-2,Professionalプラン

    顧客への対応をさらに効果的なものにするため、ナレッジベースの構築機能で自社の営業活動をより効率的にし顧客自身の問題を解決します。また顧客に対して自社のカスタマーサービスなどのアンケート機能によって得た回答は、今後の戦略に生かすことができます。

    2-4-3,Enteroriseプラン

    カスタマーサービスの総合的な向上を図りながら、自社の管理まで行うことができます。チームの階層化やSlackとの連携機能で仕事においてのストレスを軽減させます。Slack上でタスクの作成や通知の受信が可能となるので、作業を円滑に進められたりトラブルの発生を防いだりします。また、目標機能を利用すれば今やるべきことを明確化させられるので、コストの削減や顧客対応により集中できる環境づくりによって、売上アップが期待できます。

    2-5,CMS Hub

    2020年4月にリリースされたばかりの最も新しい製品でコンテンツ作成を支援します。SEOに最適化したWebページをノーコードで簡単に作成でき、ページのデザイン支援の機能、公開管理機能、Webサイトのトラフィック分析、A/Bテストの実施などが可能です。料金プランは以下です。

    Starter

    ¥6,000/月

    Professional

    ¥36,000/月

    Enterorise

    ¥108,000/月

     

    3, HubSpot料金の特徴

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    3-1,無料プラン

    HubSpotにはCRMツールというベースが無料で提供されています。そこにマーケティング、セールス、サービスに特化したツールを追加する形で機能します。無償ツールは無期限・完全無料で使い続けられます。

    3-1-1, CRMツール

    HubSpotのメイン機能であり、具体的に中心となるプログラムの顧客管理があります。既存顧客や見込み顧客の名前・所属・業種・コンタクト履歴などを統合的に蓄積し管理できるようになっています。容量の制限がないので、大企業のニーズにも十分答えられるでしょう。

    他にも顧客とどのくらいコンタクトをとっているかを確認できるWebサイトアクティビティー機能や取引全般についてデータ管理と分析、タスク管理ができる機能もあります。

     

    3-1-2, マーケティングツール

    オンラインマーケティングに役立つツールが主に4つあります。

    3-1-2-1,問い合わせフォームの管理

    既存サイトに設定されているフォームに寄せられた質問や要望などのデータを蓄積してデータベース化できます。必要な情報をピックアップすることが簡単になり商品開発や改善へのブラッシュアップに役立ちます。さらにコンタクトしてきたユーザー情報をCRMの顧客リストと関連付けることもできるので、より詳細な見込み顧客のデータを保有できます。

    3-1-2-2,Eメール関連

    見込み顧客の層に合わせて最適化してくれるEメールのテンプレートや配信機能があります。配信は顧客データベースと連携させることができるので、属性に合わせて自動的に抽出して簡単に一斉送信することができます。作業をシンプルにしてくれます。

    3-1-2-3,ネット広告の運用管理

    Google広告などの主要なサービスと連携しやすくシステム内で操作ができるようになっています。分析も簡単にできて、予算調整などもそのまま実行可能です。

     

    3-1-2-4,ランディングページの設置と運用

    SNSやネット広告からの流入状況や解析データを使って分析する機能があり、効率の良い運用をサポートしてくれます。一連の流れをスムーズに進められるメリットがあります。



    3-1-3, セールスツール

    見込み顧客へのアプローチや販促、問い合わせへの返答など各種コミュニケーションが可能なツールです。例えば見込み顧客とのコミュニケーションを取ることができてアプローチ力を強めるものとなるウェブチャットやチャットボイス機能、テンプレートを作成できる見積もり機能などがあります。




    3-1-4, サービスツール

    商談や取引上のアクティビティーがあると優先度を高くした顧客取引を参照することで、必要な対応を漏れなく実行できます。さらにタスク管理にもつながるのでチーム全体の業務割り当てをするのにも活用可能です。




    3-2, スタートアップ向けプラン

    スタートアップ企業向けのプランとして「HubSpot for Startups」が用意されています。HubSpotが認定するベンチャーキャピタルやインキュベーターなどのパートナーから、過去に支援を受けている企業を対象に、リーズナブルなプランです。

     

    4,まとめ

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    HubSpotの全てのプランは、顧客との関係性を高めることを支援し、自社の売上向上に大きく影響します。完全無料で利用できるので費用ををかけずに現状を脱することができるかもしれません。効率的な営業パフォーマンスを向上させるために、HubSpotの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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    安藤 弘樹(Koki Ando)
    株式会社H&K 代表取締役 CEO
    20代前半から事業を展開し、バイアウト。
    その後、30年続くイベント会社で最年少でセールス・マーケの責任者。
    広告代理店で取締役CMOを経験。H&Kを創業。