皆さんは「マーケティングリサーチを行うときどのようなことに気をつけますか?」
気をつけるとはどのようなことかということで、「マーケティングリサーチにおける注意点」について説明していきます。
この記事を読めば、これからマーケティングリサーチを行う予定の方、そして既にマーケティングリサーチを行っている方が、手法や方向性に誤りがないかを確認することができます。
取り扱うテーマは以下の通りです。
- ・リサーチにおいて最も重要なこと
- ・リサーチを信じるな・コミュニケーションツールとしてのリサーチ
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<目次>
1.マーケティングリサーチにおいて最も重要なこと
1-1.最も重要なことは「目的を見失わない」こと
1-2.「目的と仮説が明確」≠「必ず必要な情報を得ることができる」
2.マーケティングリサーチを信じるな
3.コミュニケーションツールとしてのマーケティングリサーチ
1.マーケティングリサーチにおいて最も重要なこと

1-1.最も重要なことは「目的を見失わない」こと
リサーチにおいて、最も重要なことは、「目的を見失わない」ということです。
リサーチをなぜ行うのかを明確にできていないと、リサーチを行うことが目的になってしまいます。
さらに、目的が明確になっていないと、単にデータを集めて分析を行い、グラフを作成することだけで満足してしまう可能性があります。
その結果、様々な調査を行って集計していたものの、意味を読み取ることができないまま終わってしまうということがあります。
そのため、時間、資金、人手の無駄遣いにならないように、マーケティングリサーチはあくまでも、「マーケティング戦略の意思決定に役立つ情報を得て、不確実性を減らすことが目的」ということを忘れてはいけません。
1-2.「目的と仮説が明確」≠「必ず必要な情報を得ることができる」
しかし、目的と仮説が明確であれば、必ず必要な情報を得ることができるかといえば、そうではありません。
その場合は、リサーチの設計部分に問題があります。特に、結果に大きく関係するのが質問の設計です。
例えば、仮説を意識して、直接的な質問をしたとします。すると、白黒の結果は出ても、仮説の修正や発展に関するヒントを得ることができません。
それに対して、自由記述を多く使うと対象者が飽きてしまい答えてくれなくなります。
なので質問を考える際は、
- ・回答しやすいかどうか
- ・自分の得たい情報が得られるかどうか
などを考えながら工夫して作ることが重要です。
また、因果型のリサーチを行う場合は、統計処理に必要なサンプルの確保だけではなく、選択肢の独立性の担保などより多くの注意点があります。
リサーチ設計をする際は、「最終的な目的を見据えるだけではなく、その調査結果を具体的にどのように使うか、更に仮説を検証した後どうするのか」まで、考えておく必要があります。
マーケティングリサーチは私たち、H&Kでも行っています。

2.マーケティングリサーチを信じるな

マーケティングリサーチについて説明しているのに、「リサーチを信じるな」とはかなり逆説的なことをいっていますよね。
しかし、この「リサーチを信じるな」とは、リサーチ現場でよく耳にする言葉なのです。
これは、「リサーチの結果に期待を持ちすぎたり、表面的に受け止めたりすると間違った行動をしてしまう」可能性があるからです。
例えば、リサーチはある程度設計者の思い通りに結果を得ることができるため、意図せずに自分が欲しい結果のリサーチを行ってしまうことがあります。
実際、意思決定に役立てること以上に企画を通す目的でリサーチの結果が用いられる場合があります。
3.コミュニケーションツールとしてのマーケティングリサーチ

リサーチは、事実を捉えることができるツールです。
そのため、「社内外とのコミュニケーションを円滑にする」という側面もあります。
例えば、社内でマーケティングリサーチの提案を行う際に、「〇〇%の顧客がこのようなことを求めているので、この施策を行う必要がある」と根拠のある提案をすることができます。
実際、企画書を出す際に、リサーチ結果を加えることを義務付けている企業も少なくありません。また、BtoBのビジネスでは、リサーチが顧客とのコミュニケーションの機会となることもあります。
4.まとめ


