この記事では、マーケティングコミュニケーション戦略におけるコミュニケーションメディアについて説明します。効果的なコミュニケーション戦略を実行していくためには、「コミュニケーション手段」に加えて、「コミュニケーションメディア」を選択する必要があります。実際にコミュニケーション手段を実行するためのメディアはどのようなものがあるのか理解することで、目的に応じた適切なメディアを選択することができるようになります。
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1.6つのコミュニケーションメディア1-1 マスメディア1-2 OOHメディア1-3 流通チャネル1-4 ダイレクトメディア1-5 インターネット広告1-6 ソーシャルメディア2.アドテクノロジーの進化とコミュニケーション戦略3.マーケティングにおけるトリプルメディア3-1 ペイドメディア3-2 オウンドメディア3-3 アーンドメディア
1.6つのコミュニケーションメディア

まず、「代表的な6つのメディア」について説明します。先程もお伝えしたとおり、効果的なコミュニケーション戦略を実行していくためには、「コミュニケーション手段」だけではなく、「コミュニケーションメディア」を選択することが必要です。また、近年では消費者が日常的に多くの情報を発信し、情報に触れています。
コミュニケーション手段について詳しくはコチラ記事を参考に!
そのため、企業は売り手の視点でメディア戦略を考えるだけではなく、ターゲット顧客が普段どのようなメディアに接して、どのような情報をどんな方法で得ているのかを意識しなくてはなりません。そのような状況の中で多様化したメディアは大きく分けて、
・マスメディア・OOHメディア・流通チャネル・ダイレクトメディア・インターネット広告・ソーシャルメディア
の6つが挙げられます。それぞれの特徴とメリット・デメリットについてまとめました。
1-1 マスメディア
マスメディアとは、「多くの人に向けて、同じ情報を一方的に届けるメディア」です。
また、マスメディアとは、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌を一般的に指し、「4マス」と呼ばれています。
ーテレビ・メリット:他と比べて多くの人に情報を届けることができる・デメリット:コストが多くかかる
ーラジオ・メリット:様々なセグメーションを決めて情報を届けることができる・デメリット:届ける事のできる人の数が少ないー新聞・メリット:タイムリーかつ情報に信頼性を持ってもらえる・デメリット:一日で読まれなくなってしまうー雑誌・メリット:長期間かつ、一冊で多くの人に届けることができる・デメリット:届けるまでに時間がかかり、新聞ほど読者がいない
1-2 OOHメディア
OOHメディアとは、「交通広告や屋外広告のようなメディア」です。メリットは、・地域によるセグメーションができること・デジタルサイネージを利用することで、強く視覚に訴えかけることができることデメリットは、・ライフスタイルによるセグメーションができないことです。
1-3 流通チャネル
流通チャネルとは、「販売員やPOP広告のようなメディア」です。一見、「流通チャネル」と聞くと流通業者が先に出てきてメディアというイメージはありません。しかし、消費者が製品やサービスの情報で一番興味を持つのは、やはり購入する瞬間です。そして、その販売する瞬間を担当するのは、流通チャネルであるため、実は最も重要なメディアです。メリットは、・購買の場面に影響力を発揮できることデメリットは、・チャネルのコントロールが難しいことです。
1-4 ダイレクトメディア
ダイレクトメディアとは、「電話やメールのように特定の個人に直接届けるメディア」です。メリットは、・1対1の深いコミュニケーションができることデメリットは、・個人情報の取り扱いに注意が必要なことです。
1-5 インターネット広告
インターネット広告とは、「インターネットの進歩により様々なメディアとつながっているもの」です。メリットは、・情報の更新がしやすく広告の効果を測りやすいことデメリットは、・情報が多すぎて埋もれてしまう可能性があることです。
1-6 ソーシャルメディア
ソーシャルメディアとは、「SNS全般のメディア」です。メリットは、・情報の拡散性が高いことデメリットは、・誰もが発信者になれるため、企業側でコントロールが難しいことです。
2.アドテクノロジーの進化とコミュニケーション戦略

次に、「アドテクノロジーの進化」について説明します。
アドテクノロジーとは、「インターネット広告のシステム」です。
市場の成熟が進むにつれて企業は、顧客とのつながりを重視します。
しかし、SNSなど情報を収集する環境が充実するようになり顧客とつながることが難しくなりました。
そんな中で、アドネットワークやDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)といったサポートシステムが登場することで、消費者のネット上の行動を把握することができるようになりました。また、アドテクノロジーによって、広告取引が効率化、低価格化、最適化しました。
アドテクノロジーの進化は、マーケティングにおいて様々な恩恵を与えてくれたものの、あくまで一つのコミュニケーション手段の進化です。マーケティングにおいてコミュニケーション戦略を立てていく必要があります。
そのためには、ただツールやシステムに頼るだけではなく、それ自体への深い理解と、「誰に」「何を」「どうやって」提供するのか熟考することが必要です。
3.マーケティングにおけるトリプルメディア戦略
最後に、「トリプルメディア戦略」について説明していきます。
トリプルメディアとは、Webを中心としたマーケティング活動で使われるフレームワークです。オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアの3つで構成されるものです。
3-1 オウンドメディア
オウンドメディアは、自社で保有するメディアです。自社メディアやECサイトなどが該当します。主に、ペイドメディアやアーンドメディアで認知し、流入した見込み顧客に対し、商品やサービスの魅力を理解してもらうために用いられます。
3-2 ペイドメディア
ペイドメディアは、不特定多数への情報拡散をするメディアです。4マス広告やインターネット広告、スポンサーシップなどが該当します。主に、認知を得るため、認知を拡大させ、オウンドメディアへ誘導するために用いられます。
3-2 アーンドメディア
アーンドメディアとは、主にソーシャルメディアでユーザーを含む全員が情報を拡散するメディアです。Facebook、Instagram、LINE、Twitterなどが該当します。ソーシャルメディアを通じて拡散され、オウンドメディアに流入させるために用いられます。
ペイドメディアで認知させ、オウンドメディアで理解を得る。そして、アーンドメディアで評価を受け、さらに拡散させ、オウンドメディアへの流入を図ります。メディアの相互の連携が大切です。このトリプルメディア戦略は、マーケティングコミュニケーションにおいて非常に重要な戦略であるといえます。
この記事では、マーケティングにおけるコミュニケーションメディアについて説明しました。コミュニケーションメディアついて理解し、目的に応じた適切なメディアを選ぶことが製品の価値を適切な方法とタイミングで顧客に伝えるうえで大切です。メディア選択で迷っている方は是非参考にしてください!
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